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参考文献の書き方

参考文献の書き方

  • 文献表題だけ、あるいは表題と著者だけでは参考文献の記述になっていません。
  • 参考文献の書き方は「流儀」によっていろいろありますが、学会や会議から明確な指示がない場合は下記のように書いてください。
    • 表記順序を統一する。年を著者の後ろに書いたり、最後に書いたり、ということはしない。
    • 英文の場合、著者名をフルネーム(Kazuhide Yamamoto)にするのかアルファベット+姓(K. Yamamoto)にするのかを統一する。
    • 会議開催地を書くなら書く、書かないなら書かない。
  • 参考文献欄で文献を並べる順序は、出現順、著者順など、どのような順でも構いません。ただし順不同は不可。

記述例

学術論文
山本 和英齋藤 真実.  用例利用型による文間接続関係の同定. 自然言語処理,  Vol.15,  No.3,  pp.21-51 (2008)
国際会議
Kazuki TakigawaKazuhide Yamamoto.  Syntactic Piece:Idea, Purpose and Application to Sentiment Analysis.  Proceedings of 7th International Conference on Natural Language Processing and Knowledge Engineering, pp.401-404 (2011) 
研究会
梶原 智之, 山本 和英. 日本語の語彙的換言知識の質的評価. 信学技報, Vol.114, No.366, NLC2014-37, pp.43-48 (2014)
大会
瀧川 和樹山本 和英.  構文片の改良と評判分析への適用. 言語処理学会第17回年次大会, pp.111-114 (2011)

備考

  • 最近はページ番号がない文献もあります。その場合は「ページなし」あるいは「no page numbers」などと明記すること。
  • 参考文献の管理は bibtex などのツールを使おう。今さら手書きしている時代ではない。

引用の方法
  • 英語の場合、著者が1人か2人か3人以上かで引用の方法が異なります。 et al. は英語に直訳すると and others という意味なので、著者が3名以上の時しか使えません。
    • 1人の場合: Yamamoto [1] reported that ....
    • 2人の場合: Takigawa and Yamamoto [2] proposed that ...
    • 3人以上の場合: Saito et al. [3] discussed that ...
  • 日本語の場合、このような区別はないので、単著「Obama [1]は...」もしくは共著「Gates ら[2]は...」のどちらかでいいと思います。日本語の原稿中に「Zhang et al.[3]では...」という書き方もいいと思います。
    • 英語論文の引用なのに「斎藤ら[3]は...」などと書くことは許されません。つまり誰であっても引用論文の著者記述の通り、 Saito and Yamamoto などと書くべきです。
  • 自分、もしくは同一の研究グループの文献であれば、We [4] reported ... あるいは「我々は...した[5]」で問題ありません。

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