開催日:2017年11月25日〜26日会場:朱鷺メッセ 発表形式:ポスター発表(26日)
「間違えやすい漢字の誤用訂正システム」
【発表概要】 "白"と"自"のような形の似ている漢字での誤用を訂正するシステムを構築した
【いただいた要望・質問・意見など】 - 同音異義語の間違いも訂正して欲しいとの要望が多かった
- 手書きのレポートは手で入力しなければならないか
- あくまでデータ化されている文を対象としている
- 文字読み取り技術と組み合わせることが実用までの条件になるか(画像処理の分野だが)
- 学習者はひらがなを多く使って作文するが、ひらがなの形態素解析の精度が良くないため解析が思うようにできないという課題があるらしい
- 訂正対象は作成した類似セットに限定されるため、類似セットを拡張していくことで適応範囲が広がる
- 部首の異なる漢字は機械的に収集できそう
- 旁に対して部首の全組み合わせを生成したのち、実在する漢字でフィルタする
- フォントサイズが小さくて間違っている部分が気づきづらい
- デモで文を入力しづらかった
- 教師は学習者のレポートを評価はするけど訂正はしない
- レポートを提出する前にセルフチェックしてもらう用途に使えそう
- 中国人の方は中国語の漢字を多用する
【所感】 実際に教育現場で働いていらっしゃる方の意見は研究目的の指標となるため大変参考になり、モチベーションの向上に繋がる良い機会となった。 ツールのURLを覚えてくださる方がいて嬉しかった。 日本語学習者を対象にした研究が多くされている印象を受けた。コーパス構築や漢字習得の研究発表もあり面白かった。
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