私達が日常使う文は文単体ではなく文章として用いられる。そのため文の構造だけでなく"文脈"について考える。文脈は結束性と一貫性をもっている。文章を解析するために代名詞が何を指すのか、また何が省略されているのか、文動詞にどのような関係があるのかを明らかにする処理を文脈解析という。代名詞と代名詞の指す語はそれぞれ照応詞と先行詞と呼ばれ、大きく文脈照応と外界照応に分けられる。また、照応詞が省略されることをゼロ照応といい、照応される語をゼロ照応詞という。ゼロ照応詞を解析するために注釈コーパスを用いてゼロ照応解析を行う。また、文動詞の意味的なつながりを解析するために談話構造解析がRSTという手法で用いられる。
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