研究室運営理念- 全学生に「自己ベスト」を要求する。
- 他人と比較する必要はない。自分がどれだけ努力し、成長したかが大切である。
- 努力する人ほど報われる研究室運営を行う。
- 性別、国籍はもちろん、学年も無関係である。
- 可能な限り学生が自主的に運営する。
- 教員はサポーターである。研究室運営の最大の役務は「空気」を作ることである。
- オープンな研究室運営を行う。
- 研究には外部の刺激、交流が必要である。研究成果は外部に還元しなければならない。
ゼミの運営方針(ゼミの開催) - やむを得ない場合を除き、必ず定時に開催する。遅刻者が何人いようが関係ない。
- 正当な理由で報告できない、参加できない人はやむを得ない。それ以外の理由で参加、報告したくない人は参加しないで構わない。教員は正当に評価するだけである。
- 他学年や研究室外の人を含め、参加対象者以外の人の参加を歓迎する。
- 山本が参加できない場合も予定通り行う。
(予定) - 日程と報告者は学生が調整して決める。教員は方針(週1回とか、この週は行わないなど)のみ決める。
- ゼミ予定の変更は変更事由が明らかになって直ちに変更する場合にのみ認める。
(ゼミ中) - 発言の内容を非難しない。
- ゼミに傍観者は不要。積極的な議論への参加を奨励し、全く発言しない学生を叱責する。
指導方針研究という作業は多くの能力が要求される総合力である。大学の研究室にいる期間中に、以下の能力を身につけられるように指導する。これらは、就職後にもすべて要求される能力である。 - 社会の一員であることを自覚すること
- 一般的な社会常識を身につける(社会性)
- 技術者として模範となるべき行動を行う(技術者倫理)
- 小集団(コミュニティー)の一員として助け合い、協力ができる(協調性、コミュニケーション能力)
- 自己管理ができること
- 人に何か言われるまで待つのではなく、自分で行動できる(自主性、行動力)
- 人が何かやっているから(あるいは誰もやっていないから)という判断基準を捨て、何が必要で何が不要かを自分で考える(判断力)
- 時間が貴重な資源であることを理解し、時間を有効に使うことができる(時間管理能力)
- 情報を収集、整理、発信できること(情報処理能力)
- 必要な情報を集め、考えをまとめて伝えるという作業は「情報処理」そのものである。自分が自分の情報を処理できないで、情報処理の研究ができるはずがない。
- 今の自分に必要な情報を効率的に収集できる(調査力, 情報収集能力)
- 自分が考えたこと、調べたことをまとめて書くことができる(文書作成能力)
- 自分の言葉で分かりやすく伝えることができる(プレゼンテーション能力)
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