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研究室公約

本研究室では 2002年10月に開設するにあたり、以下の目標を立てました。これを研究室の公約としてあえて広く公開することで、可能な限り実現を目指します。

研究情報を発信します

  • 本研究室に所属する全学生の博士論文、修士論文、卒業論文を本文を含めすべて Web上に公開します。
  • 本研究室で行なった外部発表(学術論文、国際会議、研究会、大会等)原稿をすべて Web上に公開します。また可能ならば、外部発表時の発表スライドも整理、公開します。本研究室以外で山本が行った研究についても、同様に可能な限り公開します。
  • 本研究室で得られた研究成果のうち、有益と考えられるものは整理、公開します。研究の過程で本研究室によって作成された言語資源は公開し、言語処理に関係するツールもできるだけ広く転用可能な形に整理した後、一般に公開します。また、これらが不可能な場合でも、例えば Web上でデモ体験できるようにする、などの形で公開できるよう努力します。
  • 本研究室の活動を Web 上で報告します。国立大学の研究室が主に公的な資金によって研究活動を行なっている以上、我々はその研究活動の内容を報告する義務があると考えています。しかも、冊子にして一部関係者のみを対象に配布するのではなく、Web 媒体によって広く社会に公開して常に社会から批判の声を聞き、自らを律していくべきだと考えます。よって、研究成果だけでなく、購入機材や主な活動なども広く公開していきます。
  • その他、自然言語処理に関して、社会の理解と研究の促進に寄与すると考えられる情報を可能な限り発信します。


開かれた研究室を目指します

  • 自然言語処理研究に強い興味のある他大学生、高専生、大学院生、社会人の、学生(または研究生)としての本学への入学、編入学と本研究室への参加を心から歓迎します。この分野の勉強や研究がしたいという方を海外からを含めて広く受け入れ、研究室の内と外との人的交流を活発にします。
  • 本研究室の研究成果を希望する民間企業へ技術移転する用意があります。また自然言語処理において社会的需要の大きいと考えられる研究課題を希望する民間企業と共同で研究する用意があります。本研究室では、自然言語処理技術を使って何らかの形で少しでも一般社会や産業界に貢献したいと心から願っています。
  • 自然言語処理技術に強い興味や関心のあるすべての民間企業、公的研究機関、大学研究室、高専研究室と、実習生(実務訓練生)受け入れ、勉強会、共同研究、受託研究、高専技科大交流など様々な形で研究協力関係を結ぶ用意があります。
  • 本研究室とその研究内容に興味のある方はご連絡ください。よろしくお願いいたします。


自然言語処理のプロを育成します

  • 本研究室に配属できた学生は、卒業時(修了時)に、自然言語処理の一流の研究者として、また一流の技術者として学界または産業界で活躍できるよう、自然言語処理に関する十分な知識と理解、研究開発能力を持つまで全責任を持って指導します。
  • 同時に、技術分野(自然言語処理)に依存しないいくつかの重要な能力も習得します。特に情報発信の重要性の理解とその能力の習得を重視し、また問題解決能力と問題発見能力、さらには工学系技術者、研究者として最低限必要な英語力を修士課程修了時までに習得します。
  • 本学電気系の学生で本研究室に興味のある学生は、ぜひ学部3年配属時に希望してください。また、この時に配属できなかった学生は実務訓練終了時(修士入学時)に希望すれば配属できる可能性があります。ぜひ本研究室を目指してください。また質問などは常時歓迎します。
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