昨晩,料理を手で食べる方法を教えてもらい実践した. まず,指の第2関節から先しか使わないのがルール. で,おかずとご飯と混ぜて,よくつぶして,4本の指ですくって,親指で弾くように口に運ぶ. こう書くと簡単そうだが,「よくつぶして」の過程に問題あり. ご飯は,日本のお米と違うので,粘り気が全くない. こんなもの,つぶせるか. 現地の人は何も問題なくつぶして食べている. たぶんものすごい力か何かが働いてるんだろう. まあ,こっちの人から見たら日本人とかが箸を自在に操る方が不思議なのかもしれない. お互い様か. ちなみに,手を使って食べたほうが ご飯とおかずがよく混ざってよりおいしく感じた. 工房見学&絵付け体験 朝はマレーシア定番(?)の朝ごはん「nasi lemak」. 子供たちは学校へ行ったので,椅子に座って雨の音を聞きながら午前中をのんびりと過ごす. つい1,2週間前までは,海外行きの準備やら,学祭の仕事やらでドタバタしていたことが信じられないくらい平和な時間を過ごす. しばらくして,各ホストファミリーのところに行っていた立命館の学生さん達が集まり始める. 今日はBatik(マレーシアのろうけつ染め布地)の絵付けをする工場(というより工房?)の見学をするそうだ. そういえば昨日,絵付け体験がなんやらかんやらって言っていた気がする. もちろん我々も同行. 工房では,職人のおじさんが見事な手つきで,布に蝋(ではないかもしれない,油っぽいもの)で模様を描いていく. さらにそれを受けたおばさんが,これまた見事な手つきでその布に色を塗っていく. これを乾かして,蝋を洗い流すことで完成,となる. 完成品のBatikも見せていただいた. 出来上がりの品は本当に美しかった. 工房から戻ってきたら,小さな布でBatikの絵付け体験. すでに蝋で模様が描かれているものに対して,筆で色を塗っていく. 塗り絵感覚. 私は,塗る際に水をつけすぎたため,にじみ,色が混ざったりしてしまった. 別れ 絵付け体験も終わり,ぼちぼち子供たちも帰宅. Carromという,おはじきとビリヤードを合わせたような遊びをした (これ自体は特別,マレーシアのものではないらしい). しかし,子供たち強すぎ. 何回やっても圧倒的な差で負ける. さすがに慣れているだけのことはある. 我々が帰る時間も近づき,子供たちに日本からのお土産「折り紙(千代紙)」を披露しようと 「折り紙って知ってる?」 ってきいたら 「うん」 と,すでに子供たちは知っている模様. ホームステイをやっているところなので,こういうお土産も今まで何回か見てきたのだろう. 同時になんだか「こういう日本っぽいものを持っていけば喜ぶだろう」という 安直な考えを見透かされたような感じがして,なんとも言えない気分になった. とはいえ,それなりに一緒に楽しんだ後,帰る時間に. 全員で記念写真を撮って,各々別れの挨拶をして,帰りのバスに乗る. 帰り際,お世話になったお父さんに覚えたてのマレー語で 「Saya tak akan lupakan awak.」(あなたのことを忘れません) と言ったら,とても喜んでくれた. 色々な経験ができ,ゆったりした時間を過ごすことができたこのホームステイはとてもいいものだった. 買い物Part 2 USMに帰ってきた後,夜,さらに生活に必要なものをそろえるためイオンへ. マレーシアにもあります.イオン. 空港での出迎えの時からお世話になっている学生に連れられて,初めてこちらのバスに乗る. バスの乗り方は簡単,前から乗って,運転手さんに行先を告げると金額を教えてくれる(金額は距離依存). その場で払って,目的地についたら降りるだけ. ここペナン島はバス網がかなり充実しているようなので,今後はよく利用することになりそうだ. さて,15分ほどバスに揺られ,イオンに到着. 中はすごくきれいで,いろんなお店が入ってていい感じ. 日本でもよくみるような有名なお店もある. こういうところは大体モノの値段が,日本で買う場合と同じような感じ. こちらの感覚からするとえらい高いんじゃないかと思う. なんとダイソーもありましたよ,100均の. こちらでは5RM( = 約125円)均一. つまりダイソーでは,日本よりこちらのほうがモノの値段が高いことになる. けっこう珍しい例なんじゃないだろうか. また,日本では「安い」というイメージがあるダイソー, こちらの値段感覚からすると 「ちょっと値が張るけど,質の高い日本(で売ってるような)製品が買える場所」 みたいな扱いなのだろうか. (これは私による勝手な考察) そして,必要なお買いものを済ませて,夕食を取って帰宅. 翌日は本当にフリーなようなので,土日も合わせて3連休. |