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2012/09/05

こちらの体感温度は,日本の夏とほとんど変わらないよう.
ただし,日差しは強い.
よく歩くこともあって,昼間にはいい感じの汗をかける.
(気持ち的に)体が健康になったように感ずる.


立命館大学の学生たちと(後編)
本日も立命館大学の学生さん達と共に行動.
本日は学外に出て,ホームステイプログラム(1泊2日)に参加.

ホームステイ先に行く前に,まずはペナン島内にあるGeorgetownツアー.
かつてイギリスの統治下にあったマレーシア.
主要な建物などにその名残を見て取ることができる.
しかし,ちょっと奥に入ってみるとマレー,インド,中国等といった
アジア系様式の建物が並んでいたりと面白い.

宗教関連の施設にしても,教会,モスク,仏教系寺院が数多く存在しているようである.
マレーシア最古の教会の外壁にコンセントがつけられていたりと,非常に興味深い光景も見せてくれる.

なお,Georgetownの街並みは世界遺産に登録されている.

ところで,マレーシアの雨は
突然降り,突然止む.
歩き回るのには,傘の携帯は必須である.
本日,身をもって学んだ.

ホームステイ
Georgetownツアーの後,ホームステイ先の村に到着.
残念ながら,ここでデジカメの電池が切れてしまった.
(前日充電したと思っていたが,できてなかった)

到着後,伝統的な音楽の演奏で歓迎してくれた.
前列で笛を演奏している人がいて,その後ろに太鼓(大小2種類).
そして左奥にもう1人,「シャン,シャン」と音の鳴る楽器を鳴らす人の姿.
その楽器がカラオケとかに置いてあるタンバリン(赤色)だったりするが,
雰囲気たっぷりの伝統的な音楽が非常に良かった.

雨が降らなかったら,演奏しつつ行進(?)して出迎えてくれる予定だったらしい.

その後,料理もふるまってくれた(マレーシアでは,1日5食が普通).
やはり,世界中どこでも「カレー味」の食べ物にはずれはない.

「よくある」

食事の後,誰がどの家族の下に滞在するかが決定するのだが,
ここで長岡技科大組はその名簿に名前が載っていないことが判明.
急遽,引率の先生方と同じ,ゲストハウス的な場所に泊まることが決定.

このときもそうだが,あちこちに情報が行き届いてないのをよく感じる.
予定について,聞く人によって内容が違ったり,
9/4の予定を前日に聞いた時に至っては
「明日?明日お前らはフリーだぜ」
って言ってた人もいた.

実務の予定についても,昨日,事務の人に
「君達が会社に行き始めるのって9/17からだよね」(実際には10/1)
と言われ結構不安に感じた.

とはいえ,こんなことは
「マレーシアではよくある」
らしいので,あまり気にしない方がいいと後に悟る.
情報が不確かなら,自分で確認すればいい.
間違ったことを言ったら,訂正すればいい.
注文したメニューが来なかったら,店員さんに言えばいい.
のである.

なんだかこれからは強く生きていけそうだ.

マレーシア豆知識
引率で来ている立命館の先生は,マレーシアの文化に詳しい.
同じ場所に泊まることになり,いろいろな話を聞かせて頂いた.

ホームステイについても,
最低限の設備(ベッド,タオル,水洗トイレなど)を備えてなければならず,
また,文化に触れるためのようなプログラムでなければならない
と国で決めている,というようなことを教えて頂いた.

また,マレーシアの人は犬よりも猫を好んで飼うそうだ.
たしかに,この村ではよく猫を見る.
そして異様に人に慣れている.
どれくらい慣れてるかというと,
猫を飼ったこともない私が,初対面の猫を,素手で捕まえられるほどに慣れている.

この日は,現地の子供たちと遊んでいたが,その子供たちの猫の扱い方の雑さたるや.
そりゃあ人にも慣れますて.

あと,ものすごくちっちゃいウサギもいた.
手のひらサイズくらいのやつ.

子供と遊びつつ,猫と遊んだり,何かと癒される本日の後半だった.
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