NLP2014

NLP2014に参加してきたのでまとめます.
なお,自分の発表はコチラ

2014.03.18
memo 
TimeBank →→ 日本語版に相当 →→ BCCWJ-TimeBank
組合せ範疇文法(CCG)
 S\NP(X\Yは左側のYと組み合わせるとXとなることを意味する)
 統語範囲中の組み合わせ方と意味表示の合成方法が対応
ATLAS:日英翻訳エンジン

面白かった発表 
確率的ブロック編集距離
Sum-over-Paths(SoP)編集距離
Gibbsサンプリング
Finite-state Transducer系の論文と比較すると良い


2014.03.19
memo 
Markov Networkのテンプレート言語 - Log-Linear Model
Markov Logicエンジン:thebeast https://code.google.com/p/thebeast/

面白かった発表 
述部意味関係コーパスの構築
述部は,文の核情報を表しており,情報抽出や意味理解に有用→述部の意味関係
項を伴う述部ペア(約7,300)ー 多義にも対応
同義/含意/反義/無関係という4つの意味関係
       → 属性反義/経時反義/視点反義
    全体:10023(同義:4268,含意:2230,反義:987,無関係:2538)

「北海道に至る」「北海道を迎える」とは言わない,
「サインを求める」に対する「サインに応じる」はOKなのに,「サインを拒否する」は駄目なのは何故?
 → 求めると拒否するは必然性?
「結婚する→離婚する」は含意関係,経時反義は含意になることもありうる


2014.03.20
memo
強化学習→タスク達成対話に利用
UNOT:頻出無順序木パターン発見アルゴリズム
統計翻訳において並び替え翻訳が有効
英日:Head Final 並び替え

面白かった発表 
Context-Dependent Automatic Response Generation Using Statistical Machine Translation Techniques
Word-base SMTで,nullへのアライメントをどうするか
nullだと何故駄目なのか?→ 特に短い文に対しては,全然意味のないものしか出てこない
WordよりもPhraseベースでやることが多いが,Phrase-baseじゃ駄目なの?
 → Phrase-baseでも最初はWordアライメント.Wordアライメントだけで出来たらそれが良いと考えた
SMT以外の手法をとる研究との比較は?
 → 最初にSMTを利用した研究を参照すると,SMTを利用した研究の方が他のアプローチより良くなっていたので,このアプローチを利用した(=この研究自体の比較は行っていない?)