本研究室に配属を希望する学生のための参考情報を、Q&Aの形でまとめます。参考にしていただければと思います。(予備知識) Q:配属に向けて今から勉強しておきたい人は何を勉強したらいいですか? A:自然言語処理の勉強もいいですが、私は配属までに語学力(英語)とプログラミング(アルゴリズム)の徹底的に習得することをおすすめします。この二つの技能は習得に非常に時間がかかり、配属後の研究活動の効率が大きく異なるため、配属してから勉強を始めるのでは(不可能ではありませんが)かなり不利です。プログラミング言語は何でも構いません。英語も、書く力が必要ですがまずはTOEICスコアを上げることを当面の目標にして構いません。できるだけ勉強しておいてください。
Q:研究室配属はどのようにして決まりますか?A:本学電気電子情報工学課程はコース配属と研究室配属の2段階配属によって配属されます。
- まず、学部3年の8月末ごろにコース配属(エネルギー・デバイス・情報通信のいずれか)が決定します。
- その後学部3年の11月ごろにそれぞれのコース内で研究室配属が決まります。
コース配属、研究室配属共に配属定員が決まっていて(学生数によって毎年変動します)、希望者多数の場合は3年1学期の成績だけで自動的に決まります。よって入学時に特定のコースや研究室に配属が確約されている学生は一人もいません。
(研究室の様子) Q:研究室で飲み会はありますか?全員参加ですか?A:本研究室では、実務訓練壮行会(10月)、配属歓迎会(11月)、卒業生送別会(3月)は毎年開催しています。これ以外にも、忘年会などを行う場合が多いです。場所は、研究室で開催する場合と学外のお店で開催する場合の両方があります。これらの参加は自由ですが、都合の悪い学生以外ほとんどの学生が参加しています。
Q:研究室合宿など、どこかに行くイベントはありますか?A:本研究室では合宿はありません。イベントとして春に弥彦山登山を毎年開催していますが、希望者のみの参加です。
Q:研究室配属後はいくらお金がかかりますか?A:大学に納入する学費を除いて、研究活動に対して学生に費用を負担させることはありません。
- 研究室での研究活動に必要な机椅子、パソコンや書籍はすべて研究室が準備します。
- 学会などの出張費用はすべて研究室の研究費から支出します。
- ただし、共益費の名目で月数百円程度を徴収する場合がありますが、管理(徴収額や使途の決定)はすべて学生が行います。
Q:配属後にアルバイトすることは可能ですか?A:可能です。本研究室では、教員は学生のアルバイトに一切干渉しませんのでいくらでも好きなアルバイトをすることが可能です。ただし自己責任で、アルバイトをやり過ぎて研究が進まなければ留年となりますので、しっかりと自己管理をしてください。
Q:配属後の拘束時間はどれぐらいありますか? 本研究室では、毎日研究室に必ず来ないといけない、というルールもありません。ほとんどの研究活動を自宅で行うことも可能ですし、実際にそのような学生もいます。逆に、何時になると研究室に入れなくなるということもないので、やりたいだけ研究できますし、場合によっては徹夜することも可能です(徹夜を強制したり奨励することはありません)。自由時間が多いからこそ、各学生に自己管理が求められています。 なお、研究室にいるほうが先輩や教員に相談できたり、様々な「誘惑」を絶ち切れる場合が多いので、平均すると研究室で研究している学生のほうが研究業績は多いようです。
Q:電車やバス通学ですが、大丈夫でしょうか?A:通学生でも工夫すれば卒業・修了は可能ですが、可能ならば自動車で通学するか、大学周辺に住むことを推奨します。 参考までに、本研究室の修士修了生で自宅通学者は3名(旧長岡市2名、旧栃尾市1名)、課題研究生で自宅通学者も2名(三条市、加茂市)です。これら学生も全員が自動車通学していました。
(計算機環境) Q:OSとプログラミング言語は何を使っていますか?A:OSはLinux (Ubuntu, Mint, CentOS)です。プログラミング言語は各学生の自由ですが、Pythonが一番多く、Ruby, Perl を使う人もいます。
Q:自分の好きなパソコン、キーボード等、OS、プログラミング言語を使って研究していいですか?A:構いません。パソコン、キーボード、マウスは全員分を研究室で用意しますが、自分で購入した好きな私物を持ち込んで使って構いません。OSやプログラミング言語も自由ですが、研究室で提供したもの以外を希望する場合は研究室として一切提供・管理しません。すべて自己責任で自分で購入・管理してください。
(博士課程・研究者) Q:博士課程にはどうすれば進学できますか?A:修士を修了して入学試験に合格すれば進学できます。本学の場合、修士2年の春に進学希望者を対象に募集がありますので、修士2年の夏ごろには進学が内定します(もちろん修士論文審査に合格すればという条件付きの合格です)。
Q:将来高専・大学の教員になって研究したいのですが、可能でしょうか?A:博士課程を修了すれば十分に可能です(もちろん確約はできませんが)。本研究室の博士課程を修了して自然言語処理の研究を続ける方には、希望すれば学位取得後も研究指導(あるいは共同研究)をしますので高専・大学教員を目指す学生はぜひ本研究室で博士号を目指してください。
(その他) Q:入学前に研究室を訪問・見学できますか?A:歓迎します。ただし必ず事前連絡をしてから訪問してください。 Q:ここに書いてないことをメールで質問していいですか?A:歓迎します。研究室の指導教員に直接メールして何でも聞いてください。 ただし、氏名と学校名等は必ず明記してください。発信者不明(もしくは虚偽)のメールには回答しませんのでご注意ください。また、本ページを読めば分かる情報にもお答えしません。
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