研究室構成員
- 博士1年:村松 祐希
- 修士2年:宇髙 邦弘、久保木 武承、瀧川 和樹、堀江 将隆、三ノ宮 和俊(9/1~休学)
- 修士1年:井手上 雅迪、大平 真一、杢 真奈見
- 学部4年:岡村 聖馬、林 秀治、真嘉比 愛、諸橋 和真、吉倉 孝太郎(休学)
- 学部3年:岩瀨 大吾、岡田 正平、落合 英将、梶原 智之、山形 祐輝、LUU TUAN ANH
- インターン:地蔵 彩香(富山高等専門学校 5年)
- 教員:山本 和英
研究室の出来事
真嘉比さんが電気学術女性活動奨励賞を受賞 (2012.3.31)
本研究室の真嘉比愛さんが電気学会東京支部から電気学術女性活動奨励賞を受賞しました。この賞は昨年度の杢 真奈見さんに続いて2年連続の受賞となりました。おめでとうございます。
本日に学部卒業式・大学院修了式が行われ、本研究室から修士2年生4人が修了しました。このうち博士後期課程に進学する久保木武承君を除いた3人(宇髙邦弘君、瀧川和樹君、堀江将隆君)と、それぞれ別の道を歩むことになった修士2年三ノ宮和俊君、学部4年岡村聖馬君、学部4年諸橋和真君とお別れになりました。
以上で6人が本研究室から「卒業」することになって研究室としては一気に寂しくなりますが、今後の彼らの活躍を期待したいと思います。
言語処理学会年次大会で発表しました (2012.3.14-16)
広島市立大学で開催された言語処理学会第18回年次大会において、本研究室から8件(山本の共著を含めると9件)の発表を行いました。発表に聴講いただいた方々、及び質疑応答で議論に参加していただいた方々には心から感謝いたします。
本研究室では、すべての発表について、その原稿と発表内容(スライド、ポスター)を公開しています。もし興味がありましたらご覧ください。また、学生が聴講した発表内容についても本Webページで自主的にメモを公開しています。
研究成果が Weblio で使われています (2012.2.14)
本研究室の学生がNICTインターン中に行った研究成果がWeblio英語例文検索において検索対象コーパスとして使用されていますのでご紹介します。
参考文献
石坂 達也,内山 将夫,隅田 英一郎,山本 和英. 大規模オープンソース日英対訳コーパスの構築.
情報処理学会研究報告, 2009-NL-191(17), 2009.
8件の学会発表を申し込み (2012.1.19)
3月に広島市立大学で開催される言語処理学会年次大会に、本研究室から下記の8件の申し込みを行いました。
- 含意要因となるテキスト中の表現と仮説の対を用いたテキスト含意認識
- 話題語の詳細を表す記述要素の特定要因の分析
- 質問の難易度情報を用いたQAサイトにおける最適な回答者提示
- Wikipedia Templateから抽出した意味的関係インスタンスによる質問応答手法
- 「やさしい日本語」のための語彙制限の検討
- 保険関連文書を対象とした校正支援システム
- 文字対話における対話関係成立の可否判別
- 特徴語考慮によるモダリティを保存した統計的機械翻訳
Webサイトを移行 (2012.1.1)
Webサイトを Google Sites に移行しました。旧ページにあった様々な情報は徐々に移行していきますので、当面は工事中の状態が続きますがどうかご了承ください。
国際会議に2件採録(9/12)
11月に開催される 7th International Conference on Natural Language Processing and Knowledge Engineering (NLPKE 2011)において、本研究室から下記の2件の論文が採録されましたのでご報告します。
- Syntactic Piece:Idea, Purpose and Application to Sentiment Analysis
- Generation of Descriptive Elements for Text
国際会議に1件採録(8/11)
9月に中国廈門(アモイ)で開催されるMT Summit XIIIにおいて、本研究室から下記の表題で1件の論文が採録されました。
- A Comparison of Unsupervised Bilingual Term Extraction Methods Using Phrase-Tables
MT Summitは機械翻訳関係のみを対象にした国際会議として最も有名な国際会議で、 国際機械翻訳協会(IAMT, the International Association for Machine Translation)が主催する会議です。本研究室からは前回も発表しているので、2回連続での採録になりました。ありがとうございました。
海外から見学者(8/4)
ベトナムのホーチミン市工科大学からTran Thien Phuc副学長、Pham Ngoc Tuan 機械製作学科長など12名の訪問団が本学を訪問され、幸い本研究室も見学していただく機会をいただきました。短い見学時間でしたが、自然言語処理の重要性や研究室での研究内容などの概略を英語で説明しました。
高専生を受け入れ(8/1-8/5)
高専協調アドバンストコースとして富山高等専門学校 情報工学科から地蔵彩香さんを受け入れました。このプログラムは本学と高専とが協力して、グローバルに活躍する未来の技術者を育てることを目的としたプログラムで、今年度は試験的に6高専から高専生を受け入れて1週間の研究活動を行いました。今回の研修の結果は、本学入学後に本学単位として認定されます。
地蔵さんには、機械翻訳システムの作成を研修テーマとして午前中は講義(授業名:集中セミナー)、午後は演習(授業名:集中ラボ演習)というカリキュラムを5日間行いました。最終日には演習の成果を発表していただきました。また研究室として来客扱いすることなく、本研究室での研究活動(ゼミ、ミーティング、海外からの見学者対応など)のすべてを経験していただきました。これらの経験と研修内容が今後の彼女の大学生活に活かされることを願っています。
オープンキャンパスに参加しました(7/31)
今年度もオープンキャンパスの公開研究室に参加しました。今年は直前に大雨が降った関係で当日は長岡駅のJR在来線がすべてストップする中での開催となりました。このため全体参加者がやや少ない印象を受けましたが、本研究室には例年よりやや少ない程度の参加者にお越しいただきました。見学いただいた方々には心から感謝します。
今年は見学場所をより目立つ電気1号棟1階に移動し、外からよく見えるガラス張りの部屋で研究室の説明を行いました。学部4年生が準備したデモ1件、昨年度のデモ1件とパネルを使って研究分野、研究内容の説明を行いました。来年度も引き続き研究室公開を行いたいと思いますので、ぜひお越しいただければと思います。
オープンキャンパスのお知らせ(7/12)
今年もオープンキャンパスが7月31日(日)に行われます。オープンキャンパスは本学の受験を希望する高校生や本学に興味ある市民を対象にした年に1回の大学公開日です。この日は大学の紹介などがある他、多くの研究室が研究室公開し、それぞれの研究を(できるだけ)やさしく紹介したりデモ・実験設備の見学を行ったりします。
本研究室は毎年オープンキャンパスに参加しています。今年も自然言語処理という分野を楽しく知ってもらうために、学部生を中心に説明展示やデモの準備を進めています。本研究室の研究に興味がある方はぜひこの機会に本学・本研究室を見学してください。なお、研究室番号は「電9」です。
テキストマイニングシンポジウムで発表しました(7/8)
7月7、8日に東京で開催されたテキストマイニングシンポジウムに本研究室から1件の発表を行いました。このシンポジウムは電子情報通信学会言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会が今年初めて行うシンポジウムで、発表当日は多くの聴衆の中で発表することができました。当日に発表をご覧になった方々には心から感謝いたします。
- 説明文と記述要素の関係要因の調査~そこにクエリの「何」が書かれているのか~
弥彦山に登りました (6/4)
研究室恒例の第6回弥彦山登山を行いました。当日は午前中はやや曇り空でしたが、途中からとてもよい天気に恵まれ、登山日和となりました。今回も研究室の卒業生も駆けつけてくれ、学生・卒業生5名と気持ちよく登りました。
また、今年は初めて山本が子供をおんぶして登り、登山中に多くの方から驚きと励ましのお言葉をいただきました。どうもありがとうございました。元気があったらまた来年もおんぶしたいと思います。
テキストマイニングシンポジウムに申し込みました(5/18)
7月7、8日に東京で開催されるテキストマイニングシンポジウムに本研究室から1件の発表を申し込みました。このシンポジウムは電子情報通信学会言語理解とコミュニケーション(NLC)研究会が今年初めて行うシンポジウムで、20件の発表がある中で発表するチャンスを得ました。我々の研究を少しでも理解していただくように、これから準備していきたいと思います。
- 説明文と記述要素の関係要因の調査~そこにクエリの「何」が書かれているのか~
訃報:瀧山信吾君(4/15)
本研究室を中退した瀧山 信吾君が2011年4月15日に亡くなりました。満25歳でした。
瀧山君は2004年に本学に1年次入学し、3年になった2006年秋から本研究室に所属しました(年次報告:2006年度)。その後休学を経て2009年8月に退学しています(年次報告:2009年度)。彼のページで彼自身が書いた通り、舌ガンの治療で一時は経過が良好でしたが、後日転移しているのが見つかり、そのまま帰らぬ人となりました。
山本は彼のお通夜に参列しました。お父さんのご挨拶の中で、
何で彼はこんなに若くして亡くならなければならなかったのだろう
とはどうか思わないでください
という言葉がとても印象に残りました。今、私も同じ思いでいます。まだ彼が通院していて元気な時に研究室に遊びに来てくれたことがありました。その時私は、これから悔いのない時間の使い方をしてほしい、というような内容の話をしたことがあります。きっと彼は彼なりに充実した人生だったのではないかと信じています。
瀧山信吾君のご冥福を心からお祈りします。